銅箔(どうはく)は、銅の薄い箔(金属を薄く平らに延ばしたもの)で、フィルム等の異物がないものです。
リチウムイオン電池の負極等に使われています。
スクラップとしては、太い雑線(廃電線)を剥くと発生することもあります。
一見、異物がないようでも、フィルムや膜(まく)が付いていることがあるので、よく確認しましょう。
銅箔を千切ってみてその断面を見る、それでも分かりにくい場合は、ライターで炙(あぶ)ると(煙の発生で)分かることがあります。
カーボン膜等があるものは、銅箔(下)となり、銅としては評価できませんが、このカーボン膜を除去する液体の開発行った企業があります。
しかしながら、液体の費用と作業に係る人件費を考えると、割に合わないかと思われます(そもそも「箔」なので軽い)。
太く板状のものは銅板(上)や銅板(下)となります。
銅箔 Copper-Foil
